現代人は、頸椎の正常なカーブが失われやすい状況で暮らしています。
スマートフォンやパソコン等を使う時や読書や勉強をするとき、家庭料理や洗い物をするとき、電車やバスに乗って居眠りをするとき、車を運転するとき等、うつむきや前かがみの姿勢になりやすく、それだけ頸椎の危機にさらされて生活しているのです。
頸椎は7個の骨(椎体)が連なって構成され、本来は前方に向かってゆるやかにカーブして成り立っています。このカーブがあることによって、体重の約10%もある頭の重みを分散させる「クッション機能」が働き、首や頭の位置を背骨の真上に保つことが出来ています。
ところが、うつむきの姿勢や前傾姿勢ばかり取っていると、頸椎に過剰な負担がかかり、大切なカーブは失われ始めてしまいます。
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