背部痛の原因が腰痛にある場合

腰椎は第１腰椎から第５腰椎の５対があり、年齢を重ねて腰椎のゆるやかな前弯が変形してきます。

背中の痛みは腰や骨盤周辺の異常から起こる場合があります。第５腰椎の下側には仙骨があり、その仙骨を左右の腸骨が支えており、その下側には膝、下肢とつながって体を支えているのです。これらの個所が年齢を重ねて腰椎のゆるやかな前弯が変形し、腰椎に影響を与え腰痛や背部痛の原因になっているのです。

また腰痛の原因は、腰椎を取り巻く筋肉が、骨盤や胸椎、股関節、膝、下肢におよんでおり、この筋肉の緊張が程度を超すと脊椎を歪め、体の姿勢やバランスが崩れて、腰椎は前後左右上下に歪みが生じ、腰痛の原因になり背部痛につながってくるのです。