· 

当院の膝治療の考え方

 当院の治療は、人間の体の中心は骨盤周辺にあると考え、この骨盤周辺の(腸骨、仙骨、腰椎)を正常な位置においておくことが大切

 だと考えています。

 

 脊椎は、頸椎7堆、胸椎12堆、腰椎5堆であり、この脊椎を支えているのが仙骨であり、この仙骨が船でいえば舵の役目をしている

 のではないかと考えています。仙骨と左右の腸骨との関節が仙腸関節です。

 

 当院の治療は、この仙腸関節を治療して仙骨の動きを調節して、その上の腰椎、胸椎、肩、頸椎、頭部の異常を治おし体全体のバラン

 スを良くする治療をしています。

 

 また頸椎に異常があっても頭部、頸椎、肩、胸椎、腰椎等に異常をきたします。当院はその両方を兼ね備えた治療をしています。

 

 従って膝痛の治療も膝だけではなくて体全体のバランスを考慮した治療をしなければならないと考えています。実際に当院を訪れる膝

 痛の患者さんの中には膝痛だけでなく腰の痛みや股関節痛、肩凝り首の異常を訴える患者さんが多数いらっしゃいます。

 

 特に骨盤周辺から、起始した筋肉が膝の脛骨周辺に停止しており、骨盤や腰の異常が膝に大きく影響を与えています。そのことから膝

 の治療には骨盤、腰椎の治療が欠かせないということです。